kotoba

2023年冬号

カバーイメージ

2022年12月6日発売
B5判・228ページ 定価1,470円(税込)

お知らせ

 


最新号について

  • 特集

    マンガの現在

    電子コミックの普及、海賊版サイトの横行、メディアミックスの新潮流など、激しい変化にさらされながらも日本の文化のひとつとして根付いているマンガ。
    世界中の多様なコミックカルチャーにも目を向けつつ、広い視点でマンガの現在地を考える。

    イントロダクション

    さやわか/今こそマンガの黄金時代である

    Part1 創作の最前線

    野田サトル/新しい表現の到達点『ゴールデンカムイ』
    小林有吾/『アオアシ』はスポーツ漫画を次のステージへ進める
    つくしあきひと/『メイドインアビス』憧れへの衝動と代償と……
    赤松 健/マンガが切り拓く政治と外交

    Part2 マンガが世界を動かす

    グローバルとガラパゴス/海外マンガ事情:米仏編
    縦スク・マンガが独自に発展/海外マンガ事情:中韓編
    夏目房之介/極私的マンガ研究史論
    高橋源一郎/わたしが最近読んでいるいくつかのマンガについて
    伊藤 剛/大学のマンガ教育における20年の蓄積
    小田真琴/拡張する「女子マンガ」の世界
    竹村 響/世界の隅々から、あまねく漫画読者へ
    鈴木涼美/「ここではないどこか」に在る救済
    細野修平/リアルタイムで盛り上がれるデジタルマンガの世界

  • ロングインタビュー

    沢木耕太郎/旅の達人は、人生の達人。

    kotobaの人

    伊達公子インタビュー/世界ランキングTOP50だけが知っていること

    インタビュー

    椎名 誠/ぼくの昏く静かな失踪願望について

    インタビュー

    竹山 聖/建築に言葉は必要か

    連載

    大岡 玲/写真を読む
    山下裕二/美を凝視する
    山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか―― 失われた三〇年再訪
    河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学
    永田和宏×徳永進/ことばで寄り添う
    水野和夫/資本主義の超克
    橋本幸士/物理学者のすごい日常
    大澤真幸/我々の死者(を超えて)
    髙橋秀実/ことばの番人
    阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
    阿川佐和子/吾も老の花
    おほしんたろう/おほことば

    kotobaの森

    著者インタビュー/森田真生 『偶然の散歩』
    マーク・ピーターセン/英語で考えるコトバ
    大村次郷/悠久のコトバ
    町山智浩/映画の台詞