kotoba

kotobaとは

 単なる「情報」ではなく、残すべき「コトバ」を紙の本で残したい。そんな思いを実現すべく、集英社クオータリー『kotoba』は2010年9月に創刊しました。
 あれから10年近くが経ちましたが、世界はめまぐるしいスピードで変わり続け、出版を含めたメディアをめぐる状況も刻一刻と動き続けています。 こんな時代、本誌は、各界をリードする執筆者たちの言葉を通して、現在・過去・未来を縦横無尽に駆け巡ってきました。
創刊号の「生物多様性」から始まり、これまで100ページを超す特集で取り上げてきたのは、「宇宙」「死」「生命科学」「美術」「写真」「夏目漱石」「南方熊楠」「開高健」「ブレードランナー」「シャーロック・ホームズ」etc.――ジャンルの垣根を越え、独自の視点で様々なテーマに新たな光を当ててきました。
 デジタル・メディアの即時性によって情報の「はかなさ」が増すなら、我々はこの季刊誌を通して、これからも紙の書物のもつ「永続性」を追求していきます。

 編集長 佐藤信夫