2022年春号
2022年3月4日発売
B5判・228ページ 定価1,470円(税込)
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最新号について
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特集
ゴッドファーザー
1972年3月、アメリカで1本の映画が公開された。
同名のベストセラー小説を原作とする『ゴッドファーザー』である。
この物語は「犯罪映画」というカテゴリーをはるかに超え、大ヒットを記録し、第3部まで製作される人気シリーズとなった。
公開から半世紀を迎える今、同作品から読みとることのできる多様なテーマ性や芸術性、今日的な意味合いについて考える。
インタビュー/フランシス・フォード・コッポラ
インタビュー/アル・パチーノ
濱口英樹/『ゴッドファーザー』と世界の出来事
Part1 ゴッドファーザーを読み解く
大岡 玲/ゴッドファーザーとシチリア
内田 樹/『ゴッドファーザー』と『北の国』から
芝山幹郎/汲めども尽きない旧世界の井戸
町山智浩/マフィア帝国の興亡
マーク・ピーターセン/名セリフから観るゴッドファーザー
藤原帰一/アメリカの物語としてのゴッドファーザー
津上英輔/娯楽か芸術かPart2 ゴッドファーザーを愉しむ
ロバート・ハリス×ピーター・バラカン/ゴッドファーザーを愛する理由
渡辺信一郎/監督目線で見た「二人のドン」の物語
中野香織/マフィアとスーツ
後藤晴彦/ゴッドファーザーの食卓
長谷川町蔵/三部作に張りめぐらされた音楽の連接
新元良一/移民としてのゴッドファーザー
馬飼野元宏/犯罪組織を描いた映画
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kotobaの人
反田恭平 インタビュー
音楽家として目指す先
連載
大岡 玲/写真を読む
山下裕二/美を凝視する
山口二郎/日本はどこで道を誤ったのか―― 失われた三〇年再訪
河部壮一郎/デジタル時代の恐竜学
永田和宏×垣添忠生/ことばで寄り添う
水野和夫/資本主義の超克
橋本幸士/物理学者のすごい日常
大澤真幸/我々の死者(を超えて)
髙橋秀実/ことばの番人
阿部公彦/日本語「深読み」のススメ
阿川佐和子/吾も老の花
大野和基/未来を語る人
葉月けめこ/時代うた――詞人のことば
おほしんたろう/おほことば
kotobaの森
著者インタビュー/古田徹也 『いつもの言葉を哲学する』
大村次郷/悠久のコトバ
山口 進/人は何を食べてきたか
町山智浩/映画の台詞