2019年夏号
2019年06月06日発売
B5判・228ページ 定価1,440円(税込)
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最新号について
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特集
シャーロック・ホームズとコナン・ドイル
1887年、コナン・ドイルが創造したシャーロック・ホームズ。
このエキセントリックな探偵と60を数える作品は、現在も世界中の人々を魅了し続けている。
ドイルとはいったい何者なのか? ホームズはなぜ愛されるのか?
当時の社会背景を追いながら、原作者ドイルの実像と多様な著作群、そしてホームズの魅力に迫る。Ⅰ 創作者が語るシャーロック・ホームズ&コナン・ドイル
アンソニー・ホロヴィッツ 私にとってのホームズ、そしてコナン・ドイル
荒木飛呂彦 ホームズに学んだ、物語の基本原理
あさのあつこ 特異な才能を引き立たせる「相棒」の存在
ホームズ&ドイル年表
Ⅱ シャーロック・ホームズを読み解く
日暮雅通 あちらのホームズ、こちらのワトスン、どう違う?
北原尚彦 実作者が見るホームズ・パロディ/パスティーシュ
石戸諭 シャーロック・ホームズとメディア
志村真幸 ホームズとカニバリズムと南方熊楠
川島昭夫 コナン・ドイルの修学旅行
橋本幸士 物理学者が見たシャーロック
駒月雅子 シャーロック・ホームズの家計簿
日暮雅通 ホームズ翻訳史の変遷と現状
植田弘隆 シャーロック・ホームズと戦争
南條竹則 『緋色の研究』と『爆弾魔』
中野香織 ホームズの英国的な変人ファッション
いしいひさいち ワトスン文書
Ⅲ コナン・ドイルを探究する
キャサリン・クック コナン・ドイルが目指したもの
日暮雅通 未邦訳作品をめぐる冒険
松居竜五 コナン・ドイルとボーア戦争
新井清司 日本人、コナン・ドイルに会う
横山茂雄 闇から光明へ コナン・ドイルとスピリチュアリズム
関矢悦子 行方知れずになった作品の足取り
熊谷彰 書簡から読み解くドイル
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スペシャル・インタビュー
小笠原卓哉 大天才は死してなお僕らを翻弄する
連載
大岡 玲 写真を読む
山下裕二 美を凝視する
吉成真由美 知の巨人たち
中条省平 アルベール・カミュ ―不条理に抗して生きるために―
松原 仁×池上高志 SF映画を科学する
奥本大三郎 ランボーとは何者か
小島道裕 見て楽しむ中世の古文書
タカザワケンジ いい写真とは何か
柳橋 閑 水を運ぶ人〜スタジオジブリ証言録〜
藤原帰一 分解する世界
松原隆一郎 普遍と特殊
アレックス・カー ニッポン巡礼
おほしんたろう おほことば
kotoba倶楽部
著者インタビュー 苫野一徳 『「学校」を作り直す』
仲俣暁生 21世紀に書かれた「百年の名著」を読む
大村次郷 悠久のコトバ
山口 進 人は何を食べてきたか
町山智浩 映画の台詞