kotoba

2019年冬号

カバーイメージ

2018年12月6日発売
B5判・228ページ 定価1,440円(税込)

お知らせ

 


最新号について

  • 特集

    孤独のレッスン

    古今東西、様々な思想家や文学者たちが孤独と向き合い、独自の思索世界を作り上げてきた。一人を恐れず、群れない孤高の人生を選択した賢人たちの言葉に耳を傾けながら、最高の孤独を楽しむ術を考える。

    lessonⅠ 孤独上手たち

    齋藤孝 仏陀に学ぶ、単独者としての作法
    中条省平 孤独と追放――アルベール・カミュ最後の10年――
    奥本大三郎 永井荷風――独身者の悦びと不安
    南條竹則 孤独の詩を読む――ポオとラヴクラフト――
    鈴木雅生 サン=テグジュペリ――人生と思索を鍛え上げたもの――
    岸見一郎 三木清と孤独
    新元良一 ソロー『森の生活』が語りかける声
    適菜収 孤独の哲学者ニーチェ

    lessonⅡ いかに孤独と付き合うべきか

    下重暁子 孤高の俳人 尾崎放哉と山頭火
    シェリー・タークル SNS時代の孤独術
    岸惠子 “孤独”を取り込み、自由に生きる
    田中慎弥 引きこもり作家のリアル
    高村友也 「意識の孤独」の手綱を引いて生きる

    lessonⅢ 孤独の深層にせまる

    田中未知 寺山修司が遺した「言葉」の力
    林望 隠遁者の孤独 
    荒木飛呂彦 孤独のゾンビ映画論
    石戸諭 ジョン・ル・カレが描くスパイの孤独
    吉川浩満 サピエンス――孤独な種の恍惚と不安――
    角幡唯介 単独行がもたらす究極の孤絶
    山下裕二 つげ義春『海辺の叙景』――孤独な状況で読んだ、孤独を突きつめたマンガ
    つげ義春 『海辺の叙景』

    コラム「孤独の名言」

  • スペシャル・インタビュー

    姜尚中 理想の「終活」とは何か?

    スペシャル

    今尾恵介 写真と地図の意外な関係

    連載

    大岡 玲 写真を読む
    山下裕二 美を凝視する
    柳橋 閑 水を運ぶ人~スタジオジブリ証言録~
    藤原帰一 分解する世界
    松原隆一郎 普遍と特殊
    アレックス・カー ニッポン巡礼
    高坂はる香 インドはオペラを歌う
    井出 明 ダークツーリズムと世界遺産
    泉 賢太郎 地層ブラブラ
    松本 修 方言分布図でたどる日本の心
    おほしんたろう おほことば

    kotoba倶楽部

    著者インタビュー 
    森本あんり 『異端の時代――正統のかたちを求めて』
    大村次郷 悠久のコトバ
    山口 進 人は何を食べてきたか
    町山智浩 映画の台詞