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お知らせ

2017年冬号について

  • 特集

    蒐集家の悦楽

    ヒトラーから柳家小さんまで
    知られざるコレクションの数々
    誰しも何かを集めた経験があるだろう。
    他人には興味のないモノでも、当人にとっては宝物。
    興味の対象は人それぞれだ。
    珍品から昆虫標本、大名茶道具、独裁者グッズ、鉄道模型、幽霊画、豆本、映画美術品まで。
    蒐集家たちの悦楽の世界をご紹介しよう。

    Foreword

    荒俣 宏 蒐集家は孤独に生きる
    小林康夫 ベンヤミンが捉えた蒐集─「深遠な魔法」

    Part 1 なぜ集めるのか

    奥本大三郎 博物学の蒐集は世界の謎を深める
    篠田航一 ヒトラーの略奪美術品と美術館建設の野望
    白幡洋三郎 植物収集の歴史を繙く
    春日武彦
    どのような心性が人を蒐集へと駆り立てるのか?
    小宮正安 圧倒されるカオスな魅力
    太田泰人 ジョゼフ・コーネルの箱のなか
    大沼 隆 ノアが集めた清くないものとは何か

    Part 2 パブリックな収集

    石毛直道 世界的に珍しい博物館
         「みんぱく」のコレクション収集法
    仲俣暁生 デジタル化で公開される
         人類の英知の宝庫ヴァチカン教皇庁図書館
    谷 晃
    近代数寄者たちは、大名茶道具をどのように集めたのか?
    寺島洋子
    ル・コルビュジエが夢見た「無限成長美術館」
    原 健人 すべてを鉄道模型に捧げた男

    Part 3 個人の楽しみ

    鹿島 茂 独裁者のイコンが語るコレクションの真髄
    清水 節 ギレルモ・デル・トロ監督の悪夢と恐怖の屋敷
         「荒涼館」
    みうらじゅん 自分を洗脳して蒐集する
    石黒敬章 「人より先にものを見る」
    鈴木敏夫 うらめしや、その美しさ。
         伊藤晴雨の幽霊画にあの世を見る
    田中 栞 武井武雄刊本作品を買う
    烏兎沼佳代 蒐集家・野村胡堂とあらえびす

  • 小特集

    福岡伸一
    ロックフェラー大学で出会った研究者たちの矜持
    トゥー・チェロズ チェロで奏でる超絶技巧
    魔夜峰央 大人バレエのすすめ
    香取秀俊 光格子時計とは何か

    対談

    ドナルド・キーン×久邇邦明 日本人の戦争と平和
    高野秀行×清水克行
    世界の名著とハードボイルド読書会
    谷村志穂×三村申吾 青い森のりんごをめぐって
    夢枕 獏×岡村道雄 縄文探検隊が行く!
    長尾龍一×水野和夫 資本主義の超克

    連載

    四方田犬彦 女王の肖像
    角幡唯介 冒険論
    浜 矩子 通貨という不思議
    井手英策 新自由主義と僕たちの自由
    赤坂憲雄 戦後知の戯れ
    木村草太 思考する憲法、実践する憲法
    佐藤勝彦 重力波天文学の扉が開く
    若松英輔 いのちに火を灯すもの─佐藤初女
    大澤 聡 チンパンジーから人間を見る
    林 望 役に立たない読書
    岡田 晃 明治の産業革命遺産
    斎藤貴男 戦争経済大国への妄想ふたたび
    柴山桂太 二十一世紀の「大転換」
    加藤典洋 敗者の想像力

    レビュー

    [著者インタビュー]鈴木大裕
    『崩壊するアメリカの公教育─日本への警告』
    [書評]酒井邦嘉
    [映画]町山智浩