kotoba

最新号:2026年冬号

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2025年12月5日発売
B5判・228ページ 定価1,550円(税込)

お知らせ

 


最新号について

  • 特集

    競馬を読む

    力強く、美しく、競馬場を駆け抜けるサラブレッド。
    観る者の心を震わせるその走りは、無数の言葉を呼び覚まします。

    競馬は、小説やノンフィクション、エッセイ、漫画、映像作品など、
    さまざまな形で時代に刻まれ、
    新たな物語を生み出してきました。
    今号のコトバは、競馬の物語と深いかかわりのある、
    騎手、アナウンサー、漫画家、小説家、作家、芸人など、
    多彩な語り手とともに「読む」競馬の愉しみをお届けします。

    Part1 競馬の力、物語の力

    クリストフ・ルメール 日本競馬と「第二の人生」
    久住太陽×みうらたけひろ×高柳知葉 『ウマ娘 シンデレラグレイ』が描くオグリキャップの強さと本音
    馳 星周×河野 啓 馬産地・浦河町と競馬の物語
    早見和真×藤原菜々花 競馬を書くこと、競馬を話すこと
    梅崎晴光 琉球競馬「ンマハラシー」の消滅と復活

    Part2 競馬から生まれる言葉

    杉本 清 競馬中継の「名実況」はかくして生まれた
    島田明宏 なぜ文学は競馬を描くのか
    椎名 誠×星野博美 馬が見せてくれる世界
    平林健一 引退馬のセカンドキャリア
    加山竜司 競馬マンガの蹄跡 横山光輝から『ウマ娘』まで

    Part3 競馬とわたし

    高橋源一郎 世界最古の物語、わたしの物語
    田中裕二×じゃい “万馬券芸人”対談 馬券にロマンを求めて
    豊﨑由美 極私的オススメ競馬本
    水晶玉子 令和の丙午は賭け事のチャンス!?
    加藤ジャンプ 馬見酒

  • 【対談】

    阿川佐和子×南 伸坊 老人になったねぇ――男女を超越した果ての語らい

    【鼎談】

    尾上松也×黒羽麻璃央×西川秀和 語り手・ルイジ・ルキーニから見たミュージカル『エリザベート』の魅力

    連載

    大岡 玲 写真を読む
    山下裕二 美を凝視する
    山極壽一 〈新連載〉ますます「サル化」する人間社会
    三宅陽一郎 〈新連載〉文学がなければ人工知能はない
    足立倫行 古代史を考えなおす
    橋本幸士 物理学者のすごい日記
    宇都宮徹壱 法獣医学教室の事件簿
    赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか
    町田麻子 ことば万華鏡 ミュージカルの訳詞の妙技
    南陀楼綾繁 愛と憎しみの積ん読
    木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在
    おほしんたろう おほことば

    kotobaの森

    著者インタビュー  岡ノ谷一夫『人間の心が分からなかった俺が、動物心理学者になるまで』
    マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ
    大村次郷 悠久のコトバ
    吉川浩満 問う人
    町山智浩 映画の台詞