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最新号:2025年秋号

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2025年9月5日発売
B5判・228ページ 定価1,550円(税込)

お知らせ

 


最新号について

  • 特集

    ノンフィクションは自由だ!

    言葉や歴史が軽んじられ、「真実」が見えづらくなっているいま、事実と向き合い、丹念な取材をもとに紡がれる言葉が、より一層の重みと力をもって響きます。
    ノンフィクションは、我々がいかに「自由」であり続けるかという、根本的な問いにもつながっているのではないでしょうか。
    ノンフィクションの現在地とこれからを見つめます。

    Part1 ノンフィクションに生きる

    角幡唯介×三浦英之 ノンフィクションは「届かない」か?
    窪田新之助 梅干しとノンフィクション
    高野秀行 ノンフィクションと言語化
    佐藤健寿 『クレイジージャーニー』と“奇界”ドキュメンタリー
    水道橋博士×田崎健太 人物評伝の流儀
    五百旗頭幸男 手書き新聞が変えた町

    Part2 ノンフィクションの現在地

    藤原新也 メディア・シフトと、ノンフィクション
    小松由佳 シリアの故郷に帰る
    小林信也 大の里を育てた〈かにや旅館〉、その後の物語
    タカザワケンジ 写真とノンフィクション

    Part3 時代を超えるノンフィクション

    石井光太 佐々涼子さんは、ノンフィクション作家の業を背負った人だった
    石戸 諭 「話すこと」と「聞くこと」のあいだ
    高橋ユキ 「新書ノンフィクション」のススメ
    山極壽一 伝説の探検ノンフィクション『大興安嶺探検』を読む
    仁平千香子 村上春樹『アンダーグラウンド』からの警告
    創刊15周年企画 kotoba編集部が選ぶノンフィクションの本15冊

  • 【対談】

    俵 万智×青松 輝 令和の短歌を語る

    【鼎談】

    中沢新一×千谷慧子×三宅陽一郎 思想と数学の邂逅『レンマ学』から『0の裏側へ』

    【対談】

    千住 博×酒井邦嘉 言葉の理性、芸術の感性は、AIを超える

    【第二三回 開高健ノンフィクション賞 受賞作発表】

    小松由佳 『シリアの家族』

    連載

    大岡 玲 写真を読む
    山下裕二 美を凝視する
    足立倫行 古代史を考えなおす
    大野和基 未来を見る人
    橋本幸士 物理学者のすごい日記
    宇都宮徹壱 法獣医学教室の事件簿
    鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機
    赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか?
    町田麻子 ことば万華鏡 ミュージカルの訳詞の妙技
    南陀楼綾繁 〈新連載〉 愛と憎しみの積ん読
    阿川佐和子 吾も老の花
    木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在
    おほしんたろう おほことば

    kotobaの森

    著者インタビュー  白石正明『ケアと編集』
    マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ
    大村次郷 悠久のコトバ
    吉川浩満 問う人
    町山智浩 映画の台詞