最新号:2025年秋号

2025年9月5日発売
B5判・228ページ 定価1,550円(税込)
お知らせ
2025.08.28
2025.06.06
2025.03.06
2025.02.25
最新号について
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特集
ノンフィクションは自由だ!
言葉や歴史が軽んじられ、「真実」が見えづらくなっているいま、事実と向き合い、丹念な取材をもとに紡がれる言葉が、より一層の重みと力をもって響きます。
ノンフィクションは、我々がいかに「自由」であり続けるかという、根本的な問いにもつながっているのではないでしょうか。
ノンフィクションの現在地とこれからを見つめます。
Part1 ノンフィクションに生きる
角幡唯介×三浦英之 ノンフィクションは「届かない」か?
窪田新之助 梅干しとノンフィクション
高野秀行 ノンフィクションと言語化
佐藤健寿 『クレイジージャーニー』と“奇界”ドキュメンタリー
水道橋博士×田崎健太 人物評伝の流儀
五百旗頭幸男 手書き新聞が変えた町
Part2 ノンフィクションの現在地
藤原新也 メディア・シフトと、ノンフィクション
小松由佳 シリアの故郷に帰る
小林信也 大の里を育てた〈かにや旅館〉、その後の物語
タカザワケンジ 写真とノンフィクション
Part3 時代を超えるノンフィクション
石井光太 佐々涼子さんは、ノンフィクション作家の業を背負った人だった
石戸 諭 「話すこと」と「聞くこと」のあいだ
高橋ユキ 「新書ノンフィクション」のススメ
山極壽一 伝説の探検ノンフィクション『大興安嶺探検』を読む
仁平千香子 村上春樹『アンダーグラウンド』からの警告
創刊15周年企画 kotoba編集部が選ぶノンフィクションの本15冊
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【対談】
俵 万智×青松 輝 令和の短歌を語る
【鼎談】
中沢新一×千谷慧子×三宅陽一郎 思想と数学の邂逅『レンマ学』から『0の裏側へ』
【対談】
千住 博×酒井邦嘉 言葉の理性、芸術の感性は、AIを超える
【第二三回 開高健ノンフィクション賞 受賞作発表】
小松由佳 『シリアの家族』
連載
大岡 玲 写真を読む
山下裕二 美を凝視する
足立倫行 古代史を考えなおす
大野和基 未来を見る人
橋本幸士 物理学者のすごい日記
宇都宮徹壱 法獣医学教室の事件簿
鵜飼秀徳 ルポ 寺院消滅――コロナ後の危機
赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか?
町田麻子 ことば万華鏡 ミュージカルの訳詞の妙技
南陀楼綾繁 〈新連載〉 愛と憎しみの積ん読
阿川佐和子 吾も老の花
木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在
おほしんたろう おほことば
kotobaの森
著者インタビュー 白石正明『ケアと編集』
マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ
大村次郷 悠久のコトバ
吉川浩満 問う人
町山智浩 映画の台詞